すべて
どうしよ



水谷のことは気になってた



けど、斗真を完全に忘れられたわけじゃない



未練がないと言えば嘘になる



はあ…



とりあえず、なんか言わなきゃ



「あのね…」



言いかけたときだった



「わかってる
お前が俺のこと好きじゃないのも
でも、言いたくて…
ごめん…」
< 44 / 109 >

この作品をシェア

pagetop