まだ、君だけを…





バスケ部のマネージャー、やらなくてよかった。



きっと泣いてしまうだろう。





毎日、嫌でも寛人のバスケ姿を見なくてはいけない。




付き合ってたときは見たくて見たくて、マネージャーの人たちに、何度嫉妬してしまったことだろう。






仲良くしているところも何度も見てしまった。




やっぱり、わたしって遠いんだな、なんて冷静に思う自分もいて。




わたしと話すことなんて、数えるくらいしかなかったよね。




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