Destiny
「ありがとう。有紗にそう言ってもらえて俺も嬉しい。」


「先生…」


早川先生の温もりが気持ちよくて私は静かに目を閉じた。


早川先生は病気のことも知っている。


それなのにあんな告白をしてきた。


大丈夫、早川先生とだったらやっていける。


治療もプライベートも…


この時私は全てを受け入れる決意をした。


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