Destiny
当たり前だけど、その日の夜は眠れるわけがなかった。


突然聞いたことのないような病気だと言われて、これからのことを考えなきゃならない。


病気がどんな病気かわからない。


けれども、病気だと告げられた時、余命は告げられなかった。


だからそんなにひどい病気じゃないはず…


そしたらさっさと治して受験に挑まなくちゃ…


< 78 / 167 >

この作品をシェア

pagetop