いつか夢の中で
「おー。きたか。
珍しいなぁ。
コウが遅刻なんて。」













「いや、遅刻してないから。
ギリギリ間に合ったから。」









「あ、そっか。
わりぃわりぃ。」









こいつは、柴原類(しばはらるい)。











俺の知ってるなかで、一番に魔法が使えて、勉強もできて、運動神経よくて、カッコいい。











いわゆる、天才。











魔法は、まぁジョイトの中ではの話だけど。











席につくと、隣からよくとおる声がする。









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