幕末パノラマ
ー・・・
「もう、大丈夫か?」
「..は、い。」
稔麿様から少し距離を置き、返事をする
目は真っ赤に腫れてる..よね
目を隠すよう少し抑えて気持ちを落ち着かせる
「真夏、これは君の自由だご、この仕事が苦しかったら辞めてもいいんだぞ?」
「え...」
「もともと君は普通の女性だ、普通の幸せがあったはずなのに、我々のせいで苦しい思いをさせてしまったのだ..」
違うーーー。
稔麿様達のせいなんかじゃない
私が...自ら申し出たのに
*