幕末パノラマ
「どちらとも...だと?」
「ああ。どちらともだ」
土方の顔がが一気に変わる
怒ったというかなんと言うか不思議な顔だ
「そのためにお前は何をして、何処へ辿り着きたい?」
何をして...
何処へ辿り着きたい...
何をしたいかはまだ、分からない
けど、誰も裏切ることなく真夏と一緒にいたい、それがたどり着く場所
でも、何をすればいいのだろうか?
「まだ...分かりません」
そうだろうな、的な顔をすると俺の胸ぐらを掴む手を離す
「そうか、だったらそれが決まったら俺に言え、あと飯はちゃんと食え!」
*