幕末パノラマ




”頼む”



そう苦しい中でも言う稔麿様
その瞳にはこれまでの苦労、努力、色々な物が写る




そんな風にいわれたら...



「わかり...まし、たっ」




そういうしかないじゃない





その先はもう、覚えてない




稔麿様の自らの肉を立つ音




そして...



「ごめんっーーーー!!!」



そう叫ぶ私の声


飛び散る血は障子や、畳を赤く染め、私自身も紅く染まった




何がしたくてこんなことになったの?




誰が望んで、恩人を自らのてで殺さなきゃならなかったの?





もう、嫌



全部全部...




消えてよーーー。






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