幕末パノラマ




「ですが...」



「大丈夫..だから」



総司にそう伝えるとすぐさま声の聞こえる部屋へと急ぐ俺



この時俺が何を考えていたのかは分からない



だけど、溢れそうなこの君への想いは、決して消えることのない想いで



何度も何度もすれ違ったし、泣いたし、だけど、その分笑った日々もあったんだ





だから...だからーーーー





「真夏...」





ガタッと音を立てて障子を開く





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