幕末パノラマ



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「その殺された二人って...まさか...」




「はい、春、貴方と真夏さんです」




総司の話を聞き終わるなり、目眩が止まらなかった



他人のような話で、でも何か覚えのあるような



身体が貫かれた時の...



愛するものを守れなかった時の悲しさを呼び起こす




「でも、だからって...どうやって総司は俺らを...」




「未来で貴方達がどうなるか、そしてどうやれば助かるか..


そんな夢をみたんです」




「夢?」




「はい、夢です


最初は単なる夢だろうと思ったんですが...


もしかすると、という希望がまさった」





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