幕末パノラマ





「そういえば、お前はそこまで驚いていないな?」




「んー、なんとなくそーかもなーのんて思ってたから...かな?」





「はっ!?なら早く言えよな!!!」




なんだかおれがバカみたいじゃないか...




「ごめんごめん、そんなに怒らないで、赤ちゃん怖がっちゃう」



冗談交じりにそう言いながらお腹をさする真夏



「う、すまない、でも、本当にここにいるんだな。



俺と真夏の子供が」




「そうみたいだね...私、お母さんになっちゃうのかぁ〜」




「俺もまさか、父親になるとはなぁー」






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