幕末パノラマ




「どうしたんですか春?まだ、気分が優れないですか?」




「あ、いやなんでもない。てか、総司敬語になってる」





朝、敬語はいいて言ったのにもう敬語で俺に接している総司



癖なのか何かは分からないが、そういう総司の性格は人を和ませるみたいでとてもいいと思う




「いや、こればっかりは治りそうにないです...あ、そういえば、さっきの話し合いで明日春も稽古に参加することになりました」




「稽古...」



新選組の稽古って...厳しんじゃないのか?



親父もなかなか厳しかったけど、新選組はもっとすごそうだ





「もし、体調が優れなかったらいいんですが...」



「いや、参加するよ。」



ここで参加しなかったら怪しまれ度がアップしそうだし、一番信用してない土方に何を言われるか分からない




それにさっきから天井にいる誰か...



こんな風に監視されるよりかは稽古に出て言ったほうがまだましなきがするし








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