幕末パノラマ
「あー、分かった分かった、後で同んなじの買ってやる」
彼女の可愛さに屈した俺はそう言うと彼女を後ろから抱きしめる
「暑くないの?」
「んー、」
「私、汗かいちゃってるよ?」
「んー、」
「もう、んー、じゃわかんないんだけど」
そう不服そうにいいつつ俺に身を委ねる姿がどこか嬉しかった
彼女は俺にとって大事な存在で
かけがいのない人ーーー。
「なあ、”......つ”絶対離さないからな」
「え、あっ、う...ん。」
*