手を取り合って…
《奏太》

まさか、そんなんに喜んでくれるとは思わなかった。

楓香が嬉しいなら俺も嬉しい、


「そんな意味じゃなかったんだけど」


ホテルで楓香がそう言った。

俺にはそんなことどうでもいい。


「へー、じゃあどうゆう意味だったのかな?」

「ただ、嬉しくて抱きついただけなのに」

「そうだったの?じゃあ、やめる?」


ベッドに押し倒した楓香を起こし、俺は服をきた。

そして、ビールを飲み始めた。

楓香はとろーんっとした目で見てきた。

そんな目したってダメだよー

楓香の体が俺を欲しがっているのが分かる。


「ねぇ…?」

「ん?」

「シ…ないの?」

「だってそんな意味じゃなかったんだろ?」


意地悪言ったら、楓香が俺の隣に座って甘えてきた。意地っ張りな楓香が珍しくて可愛い…。


「ねぇ…?」

「だから、なに?」

「そのね…シて欲しくないわけじゃ無いんだよ?」


上目遣いで甘ったるい声…

ヤバイ、俺が負けそう…


「そうなんだ。」

「奏太…?」

「なんだよ…」


俺は自我を保つために素っ気なくなっていた。

てか、コイツほんとに楓香かよ…

いつ、そんな甘ったるい声とか上目遣いとか覚えたんだよ…。

てか、俺の名前を呼ぶな…


「奏太と話せなくて寂しかったんだよ?クリスマスも会えないって思ってて悲しかったの。でも、奏太が着いて来てくれるって、言ってくれたときほんとに嬉しかったんだよ?」

「俺も嬉しいよ?」


そんなことゆうなよ、負けたくなるじゃねぇか

自分の中で葛藤してると、隣にいたはずの楓香が後ろから抱きついてきた。


「ねぇ…奏太…シて??」


もう、俺の中の1本の糸が切れた。

楓香と向き合い、ベッドへ連れて行った。

俺は、もう何も考えなかった。

楓香のブラウスを開けると、なにか変わってる


「楓香…痩せた?」

「たぶん、仕事でかな?」


そんなに働いていたのか…

まあ、俺にしたら好都合


それから、楓香の熱い体に溺れ、キスを楓香にして甘い声を楽しんで。

エロくなった楓香の体に顔をうずめた。


「んっん…んぁっ…」

「そうっ…たぁっ…そこっんぁっ…//」


そろそろ、楓香が落ちそう…困る…


「楓香…イク?」

「もぅっ…だ…めっ」


「おわったよ、おつかれさん」


スヤスヤ眠る楓香を本当に愛おしい…

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