secret heaven〜彼らは確かにそこにいる〜



あまりにも、肝っ玉が座り過ぎているクドちゃんは、それだけでは飽きたらず、出されたコーヒーを5杯おかわりし、トイレまで借りるという離れ業を繰り出した。




あまりにもフリーダムすぎるクドちゃんに、もはやあちらさんも目が点に。




この件はこれで終わりだ。俺たちは金輪際あんたには関わらないと約束する。
だから、もう帰ってくれ。




そう言われて、晴れて自由の身になった私だけど、このお転婆娘ときたらー…、




「えっ?一括返済してあげたのに、もう帰れって?そりゃないぜ、こんな違法な高額の利子もきっちり返してやったのに、たかがコーヒー6杯で帰れって?むしろカフェオレにしてもらいくらいなのに。牛乳くらい買って来いよ!!あんだろ、そこにコンビニ」





あろう事か、牛乳を買いに行かせた、







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