secret heaven〜彼らは確かにそこにいる〜
「こんなはずじゃなかったの!!男なんてね、みんな一緒なのよ!!」
「はぁ…。お姉さんも大変ですね…」
「所詮…私が馬鹿だったのよ。そんな事、私が一番わかってるわ」
「…返す言葉もありません」
「あなたは私のようになっちゃダメよ……ところで、あなたは誰だったかしら?」
「…クドと言います」
「ごめんなさいね。初めて出会った子にこんな話をしちゃって…」
「いえ、お気になさらずに」
「あなた、優しいのね…」
ふらふらと街をあてもなく歩いていると、目に飛び込んできたBarの看板。