焦がれて



可愛くなる彼女を友達が褒めるのを聞いて、心の中でモヤモヤした



お前らより先に見てたんだぞって、無性に言いたくなった





ある日、彼女がいつもより不安そうで落ち込んでいる気がした



そんな時に限っていつも一緒の友達は休みで、


他のグループで楽しそうに話す彼女が気になって仕方なかった




その日の彼女はどうしても放っておけないような雰囲気で、




 
だから、彼女がそのグループと離れたのに気付くと追いかけていた



< 56 / 191 >

この作品をシェア

pagetop