クロニクル☆壱☆〜出会いと旅立ち〜
プロローグ
昔々ある所に一人の少女がいました。
少女はある日、一人で散歩をしていると一本の大きな桜の木を見つけました。
「うわぁ〜、綺麗な桜だなぁ。」
のんびりと桜を眺めていると、木の上に一人の少年がいました。
「ねぇ!そこで何をしてるの?」
少女は少年がなにをしているのか気になり、聞きました。
「別になんだっていいだろ?」
と、少年は答えました。
「じゃぁ、一緒に遊ぼうよ?」
少年の悲しき瞳に少女は傍に居たいと思い誘いました。
「何故、お前と遊ばなくてはならない?」