クロニクル☆壱☆〜出会いと旅立ち〜
「ありがとう、母さん。じゃ、行ってくるね」
「えぇ」
数少ない荷物を持ち儀式の会場へと向かったのだった。
「では、後はいいね」
「はい、分かっております。村長」
「そうか」
中に入り、村長とある程度話をし着替え身体を清める為泉の中に入った。
「・・・」
どれくらい経っただろうか。近くの柱から微かな気配を感じた。
「そこにいるのは誰?」
と、言うも返事は無し
「気配を消しているようだけど、バレバレだよ?」
「・・・」