クロニクル☆壱☆〜出会いと旅立ち〜

「そ、そんなことない!」




「!」





雪奈は少年の笑顔が見たくて、笑っていて欲しくて






「私が彼方を必要としているの!私は彼方に傍にいて欲しいの‼」





と、言った。





「・・・っ」





少年は嬉しさのあまり涙を流した。






「・・・っ、俺は化け物だ!他の人とは違う!」





「違くない!」





「っ!」





「なんで、そう決めつけるの?他の人が言ったくらいで決めつけるの?」





「だって、その通りだろ?見てみろ!この目を!」




少年は自分の前髪を上にあげ、見せた





「!」

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