クロニクル☆壱☆〜出会いと旅立ち〜

少年の目は左右違ったのだ。




左は黒で右が赤だった。それを見た雪奈は




「こんなに綺麗な瞳をしているのに勿体無いよ。」




「!」




少年にとっては驚きだった。この目を見た人は皆、気味が悪いと言って近付こうとはしなかったのにと、少年は思いまた涙を流した。





「ありがとう。ありがとうっ雪奈」






「ふふったいした事はしてないよ?でね彼方の名前は、紅蓮。紅蓮よ」






「紅蓮・・・。うん、良い名だ。ありがとう、雪奈」

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