クロニクル☆壱☆〜出会いと旅立ち〜

「しばらくは会えなくなるのか・・・寂しいよ。」





シュンとする紅蓮に雪奈は






「大丈夫だよ!すぐ終わるよ?たったの二日じゃない!」





「それでも!俺には雪奈しかいないんだ・・・」






「・・・」





「ご、ごめん。変なこと言って」





「ううん。私にも、紅蓮しかいないよ?あ、そうだ!」





「?」




「これ、御守り。一応、持って置いて?」






手渡されたのは、手作りの御守りだった





「なんで?」





「なんでも。いつか、絶対に彼方を守ってくれるから」





「う、うん」

< 9 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop