過去の栄光。
こんな調子で転校先の中学で2,3年を過ごしてきた俺。
結局栂野とは長く続き、いい感じにきていた、と思う。
ま、ただ学校の行き帰りを一緒に行ったりしてるだけでまだ手すら繋いでない
俺自体、それ以上のことは興味ないし、ただこーやってどんな女でも一緒にいて、聖蘿のことを忘れられればそれでよかったんだけど。
そんなんであっという間に中学を卒業した。
俺は特に思い出が少ないからみんなみたいに泣けなかったんだよな…
そして俺が1番驚いたのは、知らない違うクラスの女も混ざって俺の私物争奪戦が行われたこと!
もう女子たちに群がられて大変。学ランのボタンもYシャツのボタンもマフラーも全て取れれてしまった… 寒みぃ~!
そして、ついに問題が起こった!
「お~い!弖魁、ちょっと職員室まで来てくれ。時間あるか?」
急な担任からの呼び出し、
「別に暇だけど? なに」
「お前の転校届、についてだ」
…………えっ! ばれたのか?卒業式の直後に?!
ひやひやしながら担任についていって来た部屋には偉そうなオヤジが数名とうちの校長。
沈黙を破ったのは校長だった
「弖魁露威くんでまちがいないね」
「は、はい…」
「君が2年生の時に提出した転校届に不正が見つかった。やったことは自分でよく分かっているはずだ」
「……」
結局栂野とは長く続き、いい感じにきていた、と思う。
ま、ただ学校の行き帰りを一緒に行ったりしてるだけでまだ手すら繋いでない
俺自体、それ以上のことは興味ないし、ただこーやってどんな女でも一緒にいて、聖蘿のことを忘れられればそれでよかったんだけど。
そんなんであっという間に中学を卒業した。
俺は特に思い出が少ないからみんなみたいに泣けなかったんだよな…
そして俺が1番驚いたのは、知らない違うクラスの女も混ざって俺の私物争奪戦が行われたこと!
もう女子たちに群がられて大変。学ランのボタンもYシャツのボタンもマフラーも全て取れれてしまった… 寒みぃ~!
そして、ついに問題が起こった!
「お~い!弖魁、ちょっと職員室まで来てくれ。時間あるか?」
急な担任からの呼び出し、
「別に暇だけど? なに」
「お前の転校届、についてだ」
…………えっ! ばれたのか?卒業式の直後に?!
ひやひやしながら担任についていって来た部屋には偉そうなオヤジが数名とうちの校長。
沈黙を破ったのは校長だった
「弖魁露威くんでまちがいないね」
「は、はい…」
「君が2年生の時に提出した転校届に不正が見つかった。やったことは自分でよく分かっているはずだ」
「……」