帝国学園王国
『皇子、ごめんなさい!私、知らなくて今まで数々の無礼を…』
私が今までとんでもない勘違いをしてきたって事を今更だけど思い出して…。
『あかり?昨日の約束覚えてる?陸って呼んで?』
『…でも、』
『約束だからね。放課後でいいから俺のところよってくれる?』
『…うん。わかっ…りました。』
いかん、敬語使わないと…
陸はもう一度微笑んでからその場を去った。
『あかり、なんであんな無茶したの!皇子のおかげでなんとかなったけど、下手したら…』
このみが半泣きで抱きつきながら言ってきた。
『ごめんね、考える前に体が勝手に動いてて…』
『でもありがとう。助けてくれて…嬉しかったよ。あかり、あいつらぶった時かっこよかった。(笑)』