202号室の、お兄さん☆【完】
優しそうな人で良かった。
お隣さんだから、仲良くできると良いなぁ。
ほのぼのとしていたら、『きらきら星』が炊飯器から流れ出した。
ご飯が炊けたらしい。
「意地悪したお詫びに、鳴海さんもカレー、食べていって」
にんまり千景さんが笑って言うと、両手をどけて、目をキラキラさせたお兄さんは嬉しそうだった。
「ありがとうございます! 実は給料前で……」
頭をガシガシ掻きながら、トホホ顔のお兄さんは可愛いかった。
表情豊かで、隣にいても緊張しないあったかい、人だなぁ。
「大勢で食べるカレーはきっと、美味しいですよね」
そう言って、微笑んでくれたお兄さん。
ヤバい、めちゃくちゃ可愛いです。
「あ、俺、手伝いますよ」
皇汰は、サッと立ち上がり、ご飯を注ぎ始めた千景さんの隣に立つ。
中学生だけど、皇汰は背も高いし、格好良いので、とても絵になる2人だった。
「わ、私も、手伝います!」
「じゃあテーブル拭いて欲しいな」
そう言って、台ふきを渡され、お兄さんがテーブルの上を片付けてくれたので、スムーズにできた。
もしかしたら私、ここでの生活、楽しめるかもしれません。
お隣さんだから、仲良くできると良いなぁ。
ほのぼのとしていたら、『きらきら星』が炊飯器から流れ出した。
ご飯が炊けたらしい。
「意地悪したお詫びに、鳴海さんもカレー、食べていって」
にんまり千景さんが笑って言うと、両手をどけて、目をキラキラさせたお兄さんは嬉しそうだった。
「ありがとうございます! 実は給料前で……」
頭をガシガシ掻きながら、トホホ顔のお兄さんは可愛いかった。
表情豊かで、隣にいても緊張しないあったかい、人だなぁ。
「大勢で食べるカレーはきっと、美味しいですよね」
そう言って、微笑んでくれたお兄さん。
ヤバい、めちゃくちゃ可愛いです。
「あ、俺、手伝いますよ」
皇汰は、サッと立ち上がり、ご飯を注ぎ始めた千景さんの隣に立つ。
中学生だけど、皇汰は背も高いし、格好良いので、とても絵になる2人だった。
「わ、私も、手伝います!」
「じゃあテーブル拭いて欲しいな」
そう言って、台ふきを渡され、お兄さんがテーブルの上を片付けてくれたので、スムーズにできた。
もしかしたら私、ここでの生活、楽しめるかもしれません。