202号室の、お兄さん☆【完】
3人と4匹が盛り上がっている中、私の携帯が震えました。
つい携帯中はマナーにするのを忘れてしまって申し訳ないです。
盛り上がってる3人に見つからないように、こっそり携帯を開くと、相手は、
『孔礼寺 岳理』
でした。
バットタイミングの為に瞬時に携帯を閉じてエプロンのポケットに仕舞いました。
3人と4匹は気づいていません。
しばらくして震えは止まったので、メールだった様です。
「みかどちゃん、ごめんね。勝手に盛り上がって」
リヒトさんが慌てて私を呼ぶので、私も輪に入りました。
……3人は新婚旅行先まで話し込んでいました。
な、何でこんなに胸がざわざわするのか分かりません。
お兄さんと居ると気持ちが温かくなります。
答えは出ているのに。
私の気持ちはふらふら、
簡単に風に揺れて落ちてしまいそうな程に、
酷く曖昧なのです。
つい携帯中はマナーにするのを忘れてしまって申し訳ないです。
盛り上がってる3人に見つからないように、こっそり携帯を開くと、相手は、
『孔礼寺 岳理』
でした。
バットタイミングの為に瞬時に携帯を閉じてエプロンのポケットに仕舞いました。
3人と4匹は気づいていません。
しばらくして震えは止まったので、メールだった様です。
「みかどちゃん、ごめんね。勝手に盛り上がって」
リヒトさんが慌てて私を呼ぶので、私も輪に入りました。
……3人は新婚旅行先まで話し込んでいました。
な、何でこんなに胸がざわざわするのか分かりません。
お兄さんと居ると気持ちが温かくなります。
答えは出ているのに。
私の気持ちはふらふら、
簡単に風に揺れて落ちてしまいそうな程に、
酷く曖昧なのです。