202号室の、お兄さん☆【完】
『人って、幸せになるとどんどん欲張りになりますね。


お父さんに料理を習うのは楽しくて、幸せですが、

――隣にみかどちゃんと岳理くんが居たら……、なんて考えてしまいます。
僕は果たして、成長できているのでしょうか。


みかどちゃんに抱きしめて守ってもらうお姫様から、
早く王子様に変身したいのですが、ちょっぴり自信が無くなってきました。

あ、でもみかどちゃんには既に王子様が居ましたね。
では、僕はみかどちゃんを守るナイトになりたいな。


…………?

話が脱線してしまいました。

僕はどうも、文章をまとめるのが苦手なようです。

自分の溢れる気持ちを書いたら、よく分からない手紙になってしまいました。



とりあえずは、みかどちゃんの大学の夏休み期間辺りを狙って、一時帰国できたら良いなって思います。


その時は、成長した僕かはたまた、ぽっちゃりした僕か、どちらと会えるか楽しみにしていて下さい。


僕もみんなと、みかどちゃんに会えるのを楽しみにしています。


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