最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
「なぁ、何であの子なん?単なる小娘やん!もっと良い女なら、私も考えたわ」



「お前にはわからん魅力があんねん」



「例えば?私に勝るところって、若さと顔ってとこ?」



「は?」



悪いけど、顔とか年とかで女を選ぶほど、もう軽くない。

高校や大学の時とは違う。

確かに、佐由美は俺たちよりかなり年下だ。

しかし、年の差を忘れるほど、出来た女やと思ってる。
< 156 / 360 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop