最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
「井ノ原さん。俺はこういうのは、オーナー店でやりたければやれば良いって考えだから、わざわざ買って来る筈がない」



「やっぱり……。だとしても、態度を考えたらどうですか?大人げないですよ。こっちまでイライラする」



「だったらもう少し、こっちの話も聞いて下さいよ。立石リーダー?」



「……は?」



内心、海藤さんはきっと芽に言いたいんだろう。

井ノ原さんから電話で言われた事を思い出した。
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