最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
「佐由美ちゃん大丈夫?」



「えっ……香椎さん?何でここに居るんですか?」



「“何で”って、成美の迎え」



「あー、バレンタインデートですか?良いですね……」



「まずったか;;」



店先にあるごみ箱の袋を変えてると、香椎さんのお出まし。

…良いなぁ。

芽も成美も、愛する旦那さんとデートなんて。

しかも2人とも、お姑さんに恵まれて、子供を預かってくれるんだもん。
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