最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
でも、わからず屋に説明する時間は勿体ない。

私は「わかりました」と返し、電話を切って、井ノ原さんを起こして、用件を伝えて家を出た。

走れば5分ほど。

到着すると、夜勤の大学生の佐々木ーササキー君と、行く行くは自分でコンビニを持ちたいらしい今井ーイマイーさんが、疲れはてた顔で立って居た。

納品もそっちのけとなり、店内には怒号。

私はとりあえず、バックヤードに入った。
< 195 / 360 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop