最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
「何があったんですか?」



「早いな。まぁ、アレだ。酔っ払いが騒いでるだけ」



「警察呼んであげれば?」



「それを判断するのは俺なのか?オーナー店で」



…ウザッ;;

それは何、厭味??

私はわざとらしく溜め息を吐き、ユニフォームを羽織る。

自分の仕事を続けようとする海藤さんに、「オーナーに電話し続けて」と言って、フロアに戻る。



「何だ、また1人増えて!」



どうしろって言うのか。
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