最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
「店員とか関係なく話す為に、ユニフォーム脱いで来たんです」



「お前……絶対にクビにしてやる!!」



「それで構わないと言ったら、帰る?」



「お前……絶対許すか!朝になったら覚えとけ!!」



…はいはい。

店外に出た時点で覚悟は出来てるから御勝手に。

道端に転がったペットボトルを蹴りながら帰って行く姿をある程度見送って、店内に戻る。

すると、帰ろうとする海藤さんと目が合った。
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