最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
「血の気濃いな」



「怒鳴ったり殴ったりとかしてないけど?」



「あれはクレーム来たら、こっちが悪いからな」



「だったらさ、自分で対処すれば良かったでしょ?あーあ。プロの対応が見たかったなー?」



海藤さんに鼻で笑いながらユニフォームを片付け、バックヤードにコートを取りに行く。

無造作にポケットに突っ込んで来た千円を手に、パックのアップルティーを購入。
< 202 / 360 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop