最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
「晴香が気付いてたら大変だと思って、ここにそれとなく電話をしたんだ。そしたら何か、あの……んー……落ちた;;」



「へ、へぇ;;」



佐由美に一目惚れして、担当を離れても好きだと騒いでた筈だが、良い年して案外、移り気な男なんやな。

まぁ、俺としては助かるが。

ライバルとは思ってなかったが、どうにも先輩が狙ってるとなると、動きづらかった。

でも、晴香と本田さんって、誰も思わねぇ組合せや。
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