最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
「垣本さん!話は後で聞くから、仕事を続けて貰えないかな……?;;」



「私が働きたくないのはあいつのせいなんで」



「海藤さん?あ、もう、何で井ノ原さん居ないかなー……;;」



店長らしからぬ石井さんでは、垣本さんを止められず、もう敷地から出そうだ。

…もうっ!!

ーードカッ



「――って!!何すんだよ!!」



言葉で通じないならと、私は海藤さんのお尻を蹴飛ばした。

このスキニーパンツは足が上がらない。
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