最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
昨日、垣本さんが泣いて怒ったのは何だったの?



「ちょっと待って。ねぇ、おかしくない?」



「立石さん?;;」



「佐由美、どないしたん;;」



私は眉間にシワを寄せて、イライラオーラが半端ない海藤さんに詰め寄る。

手持ち無沙汰な為、脅しも兼ねてカッターの刃を出し入れし、カチカチと鳴らしてると、垣本さんが私を押さえて来た。

…力強い;;

けど、負けてられない。
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