最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
ヒートアップする私たちに、垣本さんは離れて、舜は溜め息を吐いた。

出勤して来る人たちは、ビクビクしながらユニフォームに着替えてフロアに出る。



「――喧しいわ!!外にまで声が漏れてるわよっ!!」



誰にも止められないと思ったこの場。

しかし、何故か芽が現れた。

後ろには、呆れ顔の成美。

2人して、何でここに居るのか。



「佐由美、こんな男の事なんてどうでも良いじゃない!」



…こ、“こんな”って;;

本人が居るんですけど;;
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