最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
「海藤さんもさ、20歳の小娘相手に情けない。腹立つ位なら、ズバッと言えば良いじゃない!“俺の女になれ!”ってね!」



「何で知ってる;;」



芽は嫌がる海藤さんの肩に手を置きながら、垣本さんにニコッと笑った。

垣本さんは苦笑いを浮かべながら「久しぶり」と言う。



「芽、垣本さんと知り合いなの?」



「佐由美が本部で呼び出し受けた日に会ったの。海藤さんと買い物行くとかで、廊下で待たされてた」



…そうなんですか;;
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