最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
舜が準備をする中、香椎家のオデッセイを見つめる。

「明後日ねー!」と、大きく手を振る芽。

…よしっ。

頑張ろう!



「立石さん……!」



「はい」



垣本さんの私を呼ぶ声が聞こえて振り返ると、小さくVサインを見せてくれた。

応援に来たOFCさん数人のからかいを無視して表に出て来た海藤さんは、垣本さんにぶつかりながら舜の元へ。



「照れちゃって、海藤さんも初ですね?」



「立石さんも、ね?」



…あ、いや;;
< 348 / 360 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop