最低で構わないから~好きと言えずに時間は流れる~
「まだ20歳で独身。佐由美は、これからよ!」
「…これから、どうしろと;;」
久々の感覚に、何だかくすぐったい。
“これから”とか、女を捨てて生きてたようなもので、段々と恥ずかしくなる。
スッピンで、パーカーにデニム。
そんな格好で、良く井ノ原さんに真正面切って言い合えたもんだ。
ただでさえ、見た目が劣ってると言うのに。
「佐由美?」
恥知らずも良いとこ。
「ダメだこりゃ;;」
…こんなんで、どうしよう;;
「…これから、どうしろと;;」
久々の感覚に、何だかくすぐったい。
“これから”とか、女を捨てて生きてたようなもので、段々と恥ずかしくなる。
スッピンで、パーカーにデニム。
そんな格好で、良く井ノ原さんに真正面切って言い合えたもんだ。
ただでさえ、見た目が劣ってると言うのに。
「佐由美?」
恥知らずも良いとこ。
「ダメだこりゃ;;」
…こんなんで、どうしよう;;