男装姫と愉快なオオカミさん1(更新停滞中)
「いいじゃない。ここら辺あんまり高校ないんだから」
そう。もともとこっちの市に住んでいたけど、お母さんの仕事で違う県に引っ越しをしていたのだ。
けど、戻ってきたら
高校は近くても3校しかたってなくて一番近いのを選んだら男子校だったってオチ。
「あたしはそこに通いたくない…」
「わがまま言わないの!」
「だってあたし女だよ?」
涙目になりながらお母さんに訴える。
「そう言われても…もう制服届いちゃったし」