ありがとうのその前に
夕焼けの帰り道
あたしの隣にはヒロ
そして
翔吾
なぜか一緒に帰ってる…
『おい』
『へ?!なに?!』
びっくりしたぁ…急に話かけるんだもん
『俺がその…幼稚園にいたこと誰にも言うなよ』
『うん…?でもなんで幼稚園にいたの?』
少しの沈黙の後、翔吾は話出した
『俺…保育士になりたいんだ』
『保育士に?』
『うん。だからたまに放課後あの幼稚園でバイトみたいなものをさせてもらってる。』
そうだったんだ…
『ねぇ、なんで保育士になりたいの?』
『俺の家さ…親が仕事ばっかでずっと預けられててさ、その時寂しくなかったのは保育士さんのおかげだったから…俺も同じ思いしてる子供達に笑顔をあげたいって思ったんだ』
正直驚いた
こんなにも笑顔で夢を語れるんだ
迷いなんて何もない強い目をしてる
夢に向かって進んでる
それに…希望に満ちてるのがあたしにでもわかった
『すごい!』
突然声をあげたあたしを翔吾が驚いた顔で見た
『今から夢に向かって頑張ってるなんてすごいよ!さっきだってもう幼稚園の先生みたいだったもん♪きっとなれるよ!世界一の保育士さんに♪』
『ははッ!なんだよ世界一って!』
『なによ~!世界一は世界一だもん!』
『わかったわかった!ありがとな!』
夕焼けのせいなのか翔吾の顔が赤い
もしかして照れてるのかな?
あの時のあなたの顔
きっと一生忘れない。
あたしなんかに夢の話をしてくれたあなたのこと
もっと知りたい
そう思ったんだ
あたしの隣にはヒロ
そして
翔吾
なぜか一緒に帰ってる…
『おい』
『へ?!なに?!』
びっくりしたぁ…急に話かけるんだもん
『俺がその…幼稚園にいたこと誰にも言うなよ』
『うん…?でもなんで幼稚園にいたの?』
少しの沈黙の後、翔吾は話出した
『俺…保育士になりたいんだ』
『保育士に?』
『うん。だからたまに放課後あの幼稚園でバイトみたいなものをさせてもらってる。』
そうだったんだ…
『ねぇ、なんで保育士になりたいの?』
『俺の家さ…親が仕事ばっかでずっと預けられててさ、その時寂しくなかったのは保育士さんのおかげだったから…俺も同じ思いしてる子供達に笑顔をあげたいって思ったんだ』
正直驚いた
こんなにも笑顔で夢を語れるんだ
迷いなんて何もない強い目をしてる
夢に向かって進んでる
それに…希望に満ちてるのがあたしにでもわかった
『すごい!』
突然声をあげたあたしを翔吾が驚いた顔で見た
『今から夢に向かって頑張ってるなんてすごいよ!さっきだってもう幼稚園の先生みたいだったもん♪きっとなれるよ!世界一の保育士さんに♪』
『ははッ!なんだよ世界一って!』
『なによ~!世界一は世界一だもん!』
『わかったわかった!ありがとな!』
夕焼けのせいなのか翔吾の顔が赤い
もしかして照れてるのかな?
あの時のあなたの顔
きっと一生忘れない。
あたしなんかに夢の話をしてくれたあなたのこと
もっと知りたい
そう思ったんだ