ありがとうのその前に




『これからも傍にいてくれる?』



『当たり前。だってお前のもうひとつの夢は俺の嫁になることだろ♪だったら俺がいなきゃな!』




翔吾はあたしの手に光る指輪を見て言った





『まぁそうだけど!ちょっと違うかなぁ~』


『ん?なに?!違うの?!なに?!』


『教えなぁい♪』



『教えろって!』

















あなたがあたしの夢





たった一つの…かけがえのないもの














あたしは後ろでスネている翔吾にキスをして言った






『ありがとう!』













あたしの夢になってくれて















キスをしよう







『ありがとう』のその前に…ね♪



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