ありがとうのその前に
そしたら真由美が俺に帰っていいとか言うもんだからムカついて敬語で話してやった
まぁおかげで彼女とその弟と帰りを共にしたんだけどな
俺はとりあえずバイトのことを口止めすることにした
やっぱ恥ずかしいし…
でも彼女にはなぜか俺の夢まで話してしまった
彼女になら話せるって思った…
というより彼女を元気づけたかった
よくわかんねぇけど…
そしたら彼女なんて言ったと思う?
『きっとなれるよ!世界一の保育士さんに♪』
そう言ったんだ
俺なんかの夢に『すごい!』て目を輝かせながらさ
かなり嬉しかった
でも恥ずかしくてまた素直になれない俺…
くそッ…
でも、話せてよかった
彼女が笑顔になったからな
最高にかわいかった
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