ありがとうのその前に

夕食を食べ終えると花火をしようという話になった


『花火久しぶり~♪』


『買いに行こうぜ』


てことで買い物に繰り出した



まだ外は明るい



『これからはさヒロくんも連れて遊ぼうね♪』

『ヒロにバスケ教えてやる』

『わ~い♪バスケ♪』

『2人ともありがと!』


やっぱ2人に話してよかったな♪


『修平って翔吾くんとどこで知り合ったの?』


そういえば気になってたことを結衣が聞いてくれた


『中学ん時。バスケの試合で行った中学のバスケ部に翔吾がいたんだ。あいつすげぇ上手くてさぁ~でも高校ではバスケやってねぇの』


『翔吾バスケしてたんだ…』


『琴音ってば彼女なのに知らなかったの~?!さてはエロいことに夢中になってたんでしょ♪』


『ちっ違うってば!結衣のバカ~!』


『顔赤いよ~♪』


結衣ってば!

でもよく考えたら翔吾のこと何も知らない…


そんなことを悶々と考えていたら

『あ!』


修平の目線の先を見てみる

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