ありがとうのその前に
ヒロというのは、あたしの弟で幼稚園に通っている
ちなみに母と3人暮しだ
母は朝から晩まで仕事をしているので弟の面倒はあたしが見ている
母子家庭と聞くとお金がナイとか母はパートで働いていて学費を払うのもやっとだ。なんて思うかもしれない
うちは、そんな母子家庭ではナイ
母は医者
だからお金にも困ってないし、学費なんて普通に出せる。ただ家にほとんどいないくらい忙しいだけ
寂しいなんて思ったことがナイと言えば嘘になるけど…弟がいるから大丈夫!寂しくなんかナイ♪
『お迎えに来ました~』
『ヒロくんのお姉さんお疲れ様♪』
小走りで向かってきたのは真由美先生
22歳でかわいらしい先生だ
『今日はちょっと遅れてしまって…すみません』
『いいんですよ~♪あれ?膝から血が出てますよ?!』
ズキズキすると思ったらさっき転んだときに怪我したらしい
『消毒しないと!救急箱持ってきますね!』
『ぇ?!そんな大丈夫で…』
言い終わる前に真由美先生は走って行ってしまった
『大丈夫なのに…』
そういえば、さっきのムカつく男…同じ高校だったな。
それにしてもかっこよかった!何年生だろ…
ちなみに母と3人暮しだ
母は朝から晩まで仕事をしているので弟の面倒はあたしが見ている
母子家庭と聞くとお金がナイとか母はパートで働いていて学費を払うのもやっとだ。なんて思うかもしれない
うちは、そんな母子家庭ではナイ
母は医者
だからお金にも困ってないし、学費なんて普通に出せる。ただ家にほとんどいないくらい忙しいだけ
寂しいなんて思ったことがナイと言えば嘘になるけど…弟がいるから大丈夫!寂しくなんかナイ♪
『お迎えに来ました~』
『ヒロくんのお姉さんお疲れ様♪』
小走りで向かってきたのは真由美先生
22歳でかわいらしい先生だ
『今日はちょっと遅れてしまって…すみません』
『いいんですよ~♪あれ?膝から血が出てますよ?!』
ズキズキすると思ったらさっき転んだときに怪我したらしい
『消毒しないと!救急箱持ってきますね!』
『ぇ?!そんな大丈夫で…』
言い終わる前に真由美先生は走って行ってしまった
『大丈夫なのに…』
そういえば、さっきのムカつく男…同じ高校だったな。
それにしてもかっこよかった!何年生だろ…