落ちた雫に写るキモチ…
壁を叩く堕天使

孤独な世界に降る堕天使の羽根。

疾走に溺れる曖昧な絆の軌跡。

誰も知らない深海に血が弾ける。

鎖はまだ心の中に縛りついている。

※果てない壁が目の前に立ち尽くす。

叩いても虚しさが身体に響くだけ。

拳が紅に染まろうとも変わらない時代。

羽ばたく鳥は何処に行くのだろう…。※



数多な願いで鳴る輪廻の鐘。

悲しみがにじんで緊迫な心に奇跡。

悪の連鎖が極寒に血を呼び合う。

誇りが今 世界の先に涙を落とした。

※癒えない傷が肉体を食い荒らす。

嘆いても侵食は生命に悪戯を。

希望が紺碧に沈もうとも気付かない時代。

過ごした時はまだこのままにして…。※

誰も知らない深海に血が弾ける。

鎖はまだ心の中に縛りついている。

※果てない壁が目の前に立ち尽くす。

叩いても虚しさが身体に響くだけ。

拳が紅に染まろうとも変わらない時代。

羽ばたく鳥は何処に行くのだろう…。※



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