落ちた雫に写るキモチ…
霧隠れ…
汚れ無き光と

揺るぎ無き心を

天秤にかけたら

どちらに傾くのか

誰も去らぬ世界に

絶やさない炎が

繋ぐ命だけは

変わらない気がする

生きる為に死を選び

帰らないものになりたくない…

※行方知らずの霧隠れ

写るは己の影ばかり

無音の静かさに

響く足音 一つだけ

汚れの中の白銀は

まだ温もりが微かに残る…※



< 69 / 100 >

この作品をシェア

pagetop