落ちた雫に写るキモチ…
雪に託す祝詞
私の目の前から

立ち去った貴方がいた

空白の想い出となって

私の脳裏に焼き付いて

決して離れようとしない

甘い言葉を言われる

そんな理由さえ無くて

ふと気付いたら

私は一人 部屋の隅

※誓った指輪なんか

今は湖と心の底にある

ただ降り続く雪に

曖昧な祝詞はいらない※



< 95 / 100 >

この作品をシェア

pagetop